今回はsacai(サカイ)のシューズのソール補強をご紹介します。
こちらの靴は、元からVibram(ビブラム)ソールが使用されており、前足部には靴底近くまで回り込む特徴的なストラップが付いています。
今回のご相談はソールの交換ではなく、このストラップが歩行時に地面と擦れて削れたり、摩耗によって切れたりするのを防ぎたいという内容です。
元のVibramソールはそのまま残し、ソールの底面にラバーを追加して高さを出す方法で補強しました。
sacai(サカイ)シューズ 修理前





修理前の状態を見ると、前足部を横切るストラップが靴底の側面から底面近くまで回り込んでいます。
このストラップはデザインの一部ですが、位置が低いため歩行時に地面へ接触しやすく、擦れを繰り返すことで少しずつ削れてしまう可能性があります。
特にストラップは靴底のように摩耗を前提としたパーツではないため、傷みが進むとストラップ自体が切れてしまうことも考えられます。
今回は元から付いているVibramソールに大きな問題がないため、ソール自体は交換せずにそのまま活かします。
ストラップを直接補強するのではなく、ストラップ以外の接地部分にラバーを追加して高さを出すことで、ストラップが地面に直接触れにくくなるようにします。
sacai(サカイ)シューズ 修理後






元から付いているVibramソールの底面に、新たにラバーを貼り付けてソールを補強しました。
今回のポイントは、ストラップが通っている部分を避けてラバーを取り付けていることです。
追加したラバーの厚みによってソールの接地面がストラップより低くなり、歩行時にはストラップではなくラバー部分が先に地面へ接地するようになっています。
これにより、ストラップが直接地面と擦れるのを抑え、摩耗や破損の予防につながります。
また、ストラップそのものには手を加えていないため、sacaiらしい特徴的なデザインもそのまま残しています。
今回はオールソールではなく、元のVibramソールを活かしたソール補強です。
靴底の減りを防ぐためだけではなく、今回のように「靴の一部が地面に擦れてしまう」「デザイン部分をできるだけ傷めずに履きたい」といった場合にも、靴の構造に合わせて補強方法をご提案できます。
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