HERMÈS(エルメス)のショルダーバッグ「エヴリン」の修理をご依頼いただきました。
今回は、長年の使用によってバッグ全体に擦れや色落ちが見られ、特にバッグの縁を覆っている革(バインダー)は摩耗が進み、一部が切れて下地が露出している状態でした。
傷みの大きかった縁革は新しい革に交換し、バッグ全体は元のブルーに合わせてカラーリングを行いました。
縁革の交換とカラーリングを組み合わせることで、傷みの目立っていた部分を整え、バッグ全体の印象をきれいに仕上げています。
HERMÈS(エルメス)エヴリン 修理前






修理前は、バッグ全体に擦れや色落ちが見られました。
特に角や縁など、使用時に擦れやすい部分は色が抜け、革の地色が見えている箇所もあります。
バッグの縁を覆っている革(バインダー)は摩耗が進み、一部は切れて下地が露出している状態でした。
この部分はカラーリングだけでは補修できないため、傷んだ縁革を取り外して新しい革に交換します。
本体については、革のシボ感をできるだけ残しながら、元のブルーに合わせて全体の色を整えていきます。
HERMÈS(エルメス)エヴリン 修理後






傷みの大きかった縁革(バインダー)を新しい革に交換し、バッグ全体をカラーリングしました。
擦れによって白っぽくなっていた角や縁、本体表面の色ムラを整え、元のブルーに近い色合いに仕上げています。
縁革を交換したことで、切れて下地が見えていた部分もきれいになり、バッグ全体の輪郭も整いました。
カラーリングでは、エヴリンの特徴でもある革のシボ感をできるだけ残しながら仕上げています。
バッグ本体がまだ使用できる状態でも、角や縁は擦れによって先に傷みやすい部分です。
今回のように縁革そのものが切れている場合でも、革の交換とカラーリングを組み合わせることで全体をきれいに整えることができます。
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