
こちらのエンジニアブーツはレッドウィング2970モデル
1990年代中頃に製造され、タグにPT91の記載、つま先の先芯にスチール、革は黒ですが履き込むと下から茶色(茶芯)が出てきてエイジングを楽しめるヴィンテージ好きには人気の高いモデルになります。
今回は、つま先のスチールが足に当たり痛いということでスチールの先芯抜きと、ソールもすり減っているのでオールソールをします。





ウェルトを解き、スチールの先芯を取り外します。

靴底を剥がすとコルクが入っています。
このコルクは履き込むほどに自分の足の形に馴染んでフィット感が出るためとても重要です。
ただ、年数が経つと劣化して粉々になったり、へたり過ぎてクッション性がなくなるため、当店ではオールソール時には必ず新しいコルクに詰め直します。
見えない部分ですがとても大事!
こちらから仕上がりです。




ヴィンテージのブーツにはヴィンテージのキャッツポウヒール。
