ファスナー修理を自分でやる方法!初心者でもできる簡単な直し方

お気に入りのバッグや財布、靴のファスナーが壊れた!

「修理に出すのは面倒だし、お金もかかる…」

そんなとき、自分で直せたら良いですよね?

ファスナー修理には「自分でできるもの」と「プロに任せた方がいいもの」があります。

ここでは、自分で直せるファスナートラブルの対処法を説明します!

「直らない!」と諦める前に、ぜひ試してみてください。


1. まずは、どこが壊れているか確認!

ファスナーが壊れたといっても、状態によって修理方法は異なります。

まずは、どの部分に問題があるのかチェックしましょう。

症状修理方法DIY向き?
スライダーが動かない潤滑剤を塗る・異物を取り除く◎ 簡単!
スライダーがゆるい(閉じても開く)ペンチで調整◎ 簡単!
ファスナーの歯が噛み合わないスライダー交換(直らない場合はファスナー交換)慣れが必要 (プロ推奨)
ファスナーの布が破れたファスナー交換❌ プロ推奨
ファスナー自体が壊れた(歯が取れた)ファスナー交換❌ プロ推奨

2. 自分でできる!ファスナー修理の方法

① スライダーが動かないとき(サビ・ゴミ詰まり)

🛠 必要なもの:潤滑剤(ミシンオイル・ろうそくなど)

✔ 直し方

1. ファスナーの歯(エレメント)部分をチェック。

2. ろうそくをファスナーの歯に擦り付けると滑りがよくなります。

おすすめはミシンオイルやファスナー専用の潤滑剤です。

ファスナーの歯に少量つけ、ゆっくりスライダーを動かすとスムーズに開閉できるようになります。

✨ ポイント

WD-40のような強い潤滑剤は使いすぎると布を傷めたり、シミになることがあるので注意!


② スライダーが閉まらない・ゆるいとき(開閉しても歯が噛み合わない)

🛠 必要なもの:ニッパー・ペンチ(ラジオペンチなどの先端が細いものが作業しやすいです)

✔ 直し方

1. スライダー(引き手のついた金具)を確認。

2. 口が広がっている場合、ペンチで左右から軽く押し締める。

3. ゆっくりとスライダーを動かし、歯がきちんと噛み合うかチェック。

✨ ポイント

力を入れすぎると動かなくなるので、少しずつ調整するのがコツ!

スライダーとペンチの間に布を挟むとスライダーに傷が付きません。


③ スライダーの交換(動かない・調整しても直らないとき)

🛠 必要なもの:新しいスライダー、ニッパー、ペンチ

✔ 直し方

1. ファスナーの留め具をニッパーやペンチで外す。

2. 古いスライダーを取り外し、新しいスライダーを差し込む。

3. 新しい留め具をペンチで取り付ける。

※注意 スライダーを交換しても直らない場合はファスナーの歯が摩耗している可能性があります、その場合はファスナー交換になります。

端が金具ではなく縫いで留められている場合はこのやり方はできません。

✨ ポイント

スライダーはファスナーの種類(YKK・ririなど)やサイズ(3号・5号・8号)があるので、必ず同じサイズのものを選ぶ

スライダーの裏面や側面にサイズが刻印されていることもあります。


3. 自分で直せない場合はどうする?

⚠ 以下のケースはプロの修理が必要!

❌ ファスナーの布(テープ)が破れた

→ ファスナー交換が必要。

❌ 歯(エレメント)が取れた・曲がった

→ ファスナー交換が必要。


「自分でやってみたけど、うまく直らない!」

「ファスナー全体がダメみたい…」

そんなときは、プロの手を借りるのがベスト!

自分でできる修理はぜひチャレンジしてみて、難しいものは「NAMELESS」にお任せください!

郵送での修理も承っております。

目次